私はWindowsとMacをどちらも使用しています。
自宅ではMac、事務所ではWindowsというように完全に分けています。
というか分けるのがベストの選択肢でした。
事務所でMacを使わない理由
一番の要因は、登記のオンライン申請をするなら必須の申請用総合ソフトが、Macに対応していないからというすごく単純な理由です。
自宅のMacはフルスペックを使用しております。
iMac Retina 5K 27インチのものです。SSD1TB core i7 メモリ32GBです。
Apple iMac (Retina 5K Display 27/3.3GHz Quad Core i5/8GB/2TB Fusion/AMD Radeon R9 M395) MK482J/A
スペックを持て余しているので、私もまだまだ使いこなせておりませんが、通常使いであれば全くストレスはありません。
というかこのPCに慣れてしまうと他のPCを使うことがとても苦痛です。
40万円強のMacを活かすことも考えました。
Boot Camp
MacにWindowsをインストールする方法です。
Boot Camp サポート
Boot Campも予算の都合で検討しました。
ただBoot CampではMacを使用したいとき、Windowsを使用したいときにはそれぞれ再起動する必要があり、事務所で使用するのであればMacOSを使うことは全く無くなって、外見だけMac状態になることが目に見えておりました。
また自宅でも仕事することも多々あったので、自宅用に結局PCを購入することになるので、事務所用にPCを購入しました。
parallels desktop
MacでWindowsを動かす仮想化ソフトです。
パラレルス Parallels Desktop 13 for Mac Box JP
導入してみた感想ですが、私は使いこなすことが出来ませんでした。私の実力不足もあるかと思いますが。
まず上記MACにインストールしてみたところ、動作に多少のラグが発生してしまい、ストレスフリーだったMACが仮想化画面では動作にもたつきが生じました。
また仮想化ソフト上で、登記をオンライン申請するうえで必須となる申請用総合ソフトがそもそも正常に動作するのかも怪しいところではあります。
司法書士としては、そのような不安要素があっては導入することはできません。
司法書士専用のソフトウェア
当法人では、業務効率をあげるために、司法書士専用ソフトウェアを導入しております。
各社特徴がありますが、当法人では株式会社リーガルの司法書士システム 『権』を使用しております。
『権』と書いて『ちから』と呼びます。
従前勤務していた事務所で使用していたことと、営業の方がとても親身に対応していただいたことから導入しました。
このソフトウェアを使用するにあたっても、Boot Camp上での使用に問題がないか営業さんに聞きました。
Macのboot campにてご導入いただいてますお客様もおります。“権”自体の操作に関してはWindows機で使用しているのと同様になります。
現状特に問題という問題は発生しておりませんが、例えば“権”がうまく動作しないとか、変な動きをするといったトラブルが発生した場合、通常でしたらハードのトラブルなのか“権”部分のトラブルなのか、若しくは他の関連ソフトか別の要因か・・・といった切り分けを行って迅速に適切な対応を取らせていただきますが、boot campにてご利用いただいている場合に万が一 トラブルが発生した場合、原因の切り分けが迅速に対応できないケースがあると思います。
というようなご連絡を頂きました。
すごく悩んだ結果、やはりWindowsのPCを事務所用に購入することにしました。
続き
事務所用に購入しましたWindowsPCについてはまた後日。本当はMacが良かったけれどもまだまだMacには色々と障害があります。
同業者の方でもMacを導入することを検討した方もいらっしゃったと思います。参考になれば幸いです。