先日マンション管理士と管理業務主任者の試験をそれぞれ初受験してきました。
試験結果ですが、自己採点結果の通り、どちらも合格していました。
それぞれの試験を振り返ります。
平成30年度マンション管理士試験
平成30年度のマンション管理士試験結果の概要等は下記になります。
(1)実施結果
受験申込者数 14,227名 (15,102名) 受験者数 12,389名 (13,037名) 受験率 87.1% (86.3%) 合格者数 975名 (1,168名) 合格率 7.9% (9.0%) ( )内の数値は平成29年度の実績
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合格率は例年より少し低めの7.9%でした。合格最低点が38問正解と思ったより高かったので、それが原因だと思います。私は自己採点で41問正解でした。ちなみに私は管理業務主任者も同時に初受験しているので、試験一部免除の恩恵は受けておりません。
試験を受けている方の平均年齢は高かったように思います。
マンション管理士試験雑感
試験の難易度として、行政書士試験と同じくらい大変かと思います。
ただしマンション管理士試験は行政書士試験と違い、5肢択一ではなく、4肢択一ですのでその分やはりマンション管理士の方がやや易しいのかなと思います。
受験者の母数もマンション管理組合の役員の方だったり、マンション管理業者勤めの方が多く受けているのではないかと推測できますので、管理業務主任者の合格者も受験者の中にはそれなりにいたのかなと思います。
ただし、マンション管理士試験に合格するために、専業受験をしていたり、ガチで臨んでいる人はそれほど多くないかと思いますので、実際の合格率はもう少しあがるでしょう。
平成30年度管理業務主任者試験
平成30年度の管理業務主任者試験の概要等は下記になります。
1 試験の概要
(1)試験日 平成30年12月2日(日)
(2)試験会場 8試験地(札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇)
17会場
(3)申込者数 19,177人(男性 15,071人 女性 4,106人)
(4)受験者数 16,249人(男性 12,790人 女性 3,459人)
(5)受験率 84.7%
2 合格者の概要
(1)合格者数 3,531人(男性 2,837人 女性 694人)
(2)合格率 21.7%(男性 22.2% 女性 20.1%)
(3)合格者の平均年齢 44.4歳(男性 45.7歳 女性 39.0歳)
(4)合格者の最高・最低年齢 最高81歳(男性) 最低18歳(男性・女性)
※ 年齢については試験日現在を基準としています。3 合格基準点および正解
(1)合格基準点 50問中33問正解
(試験の一部免除者 45問中28問正解)
管理業務主任者の試験合格率は例年と同じくらいでしたね。
合格基準点が33問正解ということですので、比較的難しい試験の年だったのかと思われます。
※設備関係の細かいところは全て落としましたし。
管理業務主任者試験雑感
難易度としては、宅建試験と同等かやや易しいかと思いますが、誰も知らないような問題が出たりと少し注意が必要な試験だと思いました。私の自己採点結果は39問正解でした。そういえばマンション管理士も管理業務主任者も成績通知書みたいなものは届きませんでした。
試験問題を難しくすれば今年度のように、合格基準点も大きく下がるので、そこまで注力する必要もなく、マンション管理士の合格を目指していれば合格するレベルに達するでしょう。
実際私もマンション管理士の試験後、あまり勉強せず臨みました。
まとめ
マンション管理士も管理業務主任者も登録しなければただの試験合格者です。
登録するか悩みましたが、どちらも一応登録することにしました。※名刺には載せませんが。
今後受験される方の参考になれば幸いです。